2023年7月31日月曜日

ウラシマチョウチョウウオ


Prognathodes guyotensis (Yamamoto et Tameka, 1982), a holotype (ウラシマチョウチョウウオ).
Originally uploaded by Eiichi Yamamoto

学名:Prognathodes guyotensis (Yamamoto et Tameka, 1982)
英名:
和名:ウラシマチョウチョウウオ

ウラシマチョウチョウウオ(浦島蝶々魚、学名:Prognathodes guyotensis)はスズキ目チョウチョウウオ科に属する海水魚。チョウチョウウオ科の中では最も深い場所に生息する。

体長は約6cm。体は黄色で、背部に黒い横帯が2本ある。腹部は白く、尾びれは黄色と黒の縞模様になっている。

水深120~340mの海山や大陸棚縁辺の砂泥底に生息する。小型の甲殻類や動物プランクトンを食べる。

日本、台湾、フィリピン、インドネシア、オーストラリアなど、西太平洋の熱帯・亜熱帯域に分布する。

ウラシマチョウチョウウオは深海に生息するため、生態はほとんど分かっていない。しかし、繁殖期は春から夏で、卵を産むと考えられている。

2023年7月11日火曜日

ウミヅキチョウチョウウオ


Bluelashed butterflyfish - Komodo Indonesia
Originally uploaded by takau99

学名:Chaetodon bennetti
英名:Bluelashed butterflyfish
和名:ウミヅキチョウチョウウオ
撮影地:インドネシア コモド島
カメラ:OLYMPUS PEN E-PL1

ウミヅキチョウチョウウオ(英: Longhorn Cowfish)は、チョウチョウウオ科に属する魚の一種です。学名はLactoria cornutaです。

ウミヅキチョウチョウウオは、美しい模様と特徴的な角(ツノ)が特徴的で、鮮やかな色合いを持っています。体は円盤状で、背中には小さな背びれがあります。尾びれも大きく、垂直に立ち上がるように見えることから、英名である「Longhorn Cowfish(ロングホーン カウフィッシュ)」の名前がつけられました。

また、ウミヅキチョウチョウウオは毒を持っており、身を脅かされると毒を放出することができます。そのため、天敵が近づくのを威嚇するために角を使うことがあります。

ウミヅキチョウチョウウオは、主に熱帯・温帯の海に生息し、浅い海から水深50メートル程度の範囲で見られます。小型の甲殻類や藻類を食べる雑食性で、比較的穏やかな性格を持っています。

水族館などで飼育されることもあり、その独特な外見と個性的な行動から観賞魚として人気がありますが、一般的にはあまり商業的な漁業の対象とはなりません。