2008年3月29日土曜日

オレンジフェイスバタフライフィッシュ


, originally uploaded by Jaccolien Wallaard.

学名:Chaetodon larvatus
英名:Hooded butterflyfish, Orangehovedet fanefisk, Orange-face buttterflyfish
和名:オレンジフェイスバタフライフィッシュ

ダイビング中に、ハッと目を引く鮮やかなオレンジ色の顔を持つ魚に出会ったことはありませんか? 今日は、その美しいコントラストと優雅な泳ぎで、多くのダイバーを魅了する**『オレンジフェイスバタフライフィッシュ』(学名:Chaetodon larvatus)**の魅力に迫りたいと思います!

まさに「海の芸術品」!オレンジフェイスバタフライフィッシュの魅力

『オレンジフェイスバタフライフィッシュ』、英名では「Hooded butterflyfish」や「Orange-face butterflyfish」とも呼ばれるこの魚は、その名の通り、頭部から顔にかけての鮮やかなオレンジ色が最大の特徴です。

体は黒く、白いラインがアクセントになっており、この黒と白のシックなボディに、燃えるようなオレンジの顔が乗っている姿は、まさに**「海の芸術品」**と呼ぶにふさわしい美しさ! サンゴ礁の青い海に、このコントラストが映える姿は、一度見たら忘れられません。

チョウチョウウオの仲間らしい、ひらひらと優雅に泳ぐ姿もまた魅力的で、見ているだけで心が癒されます。彼らがサンゴのポリプをついばむ様子をじっくり観察するのも、ダイビングの醍醐味の一つですよね。


どこで出会える?オレンジフェイスバタフライフィッシュの生息域

この美しいオレンジフェイスバタフライフィッシュは、主に紅海とその周辺海域に生息しています。

  • 紅海(エジプト、スーダンなど)

  • アデン湾

  • ソマリア沖

特にエジプトの紅海は、その透明度の高さと豊かなサンゴ礁で世界中のダイバーを魅了していますが、このオレンジフェイスバタフライフィッシュは、紅海を代表する固有種の一つとして知られています。

紅海のダイビングポイントであれば、比較的高い確率で彼らに出会うことができるでしょう。水深の浅いサンゴ礁域や岩礁域で、ペアや小さな群れで泳いでいる姿を見かけることが多いです。


オレンジフェイスバタフライフィッシュを撮る!撮影のヒント

この美しい魚を写真に収めたいダイバーも多いはず。撮影の際のヒントをいくつかご紹介します。

  • 光の当たり方: 彼らの鮮やかなオレンジ色を際立たせるには、順光で撮るのがおすすめです。ストロボを使う場合は、色が飛びすぎないよう、光量を調整しましょう。

  • 背景とのコントラスト: 青い海や緑のサンゴを背景にすると、オレンジ色がより一層引き立ちます。

  • 優雅な泳ぎを捉える: 彼らは比較的ゆっくりと泳ぐので、焦らずに動きを予測してシャッターチャンスを狙いましょう。ペアで泳いでいる場合は、二匹をフレームに収めるのも素敵です。

  • サンゴとの共演: サンゴのポリプをついばむ仕草や、サンゴの隙間に隠れる姿など、彼らが普段どのように過ごしているかを捉えることで、よりストーリー性のある写真になります。


まとめ:紅海でしか出会えない、特別な美しさ

オレンジフェイスバタフライフィッシュは、その鮮烈な色彩と優雅な姿で、ダイバーの心を掴んで離さない特別な存在です。特に紅海でのダイビングを計画しているなら、ぜひ彼らに出会うことを目標の一つにしてみてください。

目の前で見るその美しさは、写真や映像では伝えきれない感動を与えてくれるはずです。

皆さんのダイビングが、素晴らしい出会いに満ちたものとなりますように!


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