2011年2月18日金曜日

オオフエヤッコダイ


Longnose butterflyfish - Maldives
Originally uploaded by takau99

学名:Forcipiger longirostris (Broussonet, 1782)
英名:Longnose butterflyfish
和名:オオフエヤッコダイ
撮影地:モルディブ エリヤドゥ
カメラ:OLYMPUS PEN E-PL1

今回は、私が先日訪れたモルディブ・エリヤドゥで出会った、ひときわユニークな姿の持ち主**「オオフエヤッコダイ」(学名:Forcipiger longirostris、英名:Longnose butterflyfish)**の魅力と、OLYMPUS PEN E-PL1で捉えた撮影記をお届けします!

長~く伸びた吻(ふん)が特徴的な彼らは、一度見たら忘れられない個性的なルックスで、マクロダイバーにとって最高の被写体なんです。

一目で釘付け!オオフエヤッコダイのユニークな魅力

オオフエヤッコダイの最大の特徴は、なんといってもその長く伸びた黄色い吻! まるで小さな鳥のくちばしのような形をしています。この吻を使って、岩の隙間やサンゴの奥に潜む小さな甲殻類などを器用に捕食する姿は、見ているだけで面白い!

体色は鮮やかな黄色で、頭部と背びれのあたりには黒い斑紋が入ります。このコントラストもまた美しく、水中ライトを当てると、その鮮やかさが際立ちます。

フエヤッコダイの仲間は、比較的警戒心が薄い種類が多いのですが、オオフエヤッコダイも同様に、落ち着いて近づけばじっくりと観察させてくれることが多いです。この「撮らせてくれる」フレンドリーさが、マクロ撮影には本当にありがたいんですよね!


モルディブ・エリヤドゥでオオフエヤッコダイを探す!

今回、私がオオフエヤッコダイに出会えたのは、モルディブのアリ環礁に位置するエリヤドゥという島周辺のダイビングポイントでした。エリヤドゥは、ハウスリーフが充実しており、ドリフトダイビングも楽しめる、ダイバーに人気のスポットです。

オオフエヤッコダイは、水深10m~30m程度のサンゴ礁域でよく見られました。特に、ソフトコーラルが群生しているエリアや、岩の隙間が多い場所をゆっくりと探すと、発見しやすいかもしれません。

ペアで行動していることが多く、仲睦まじく寄り添っている姿は、見ているだけで心が温まります。


OLYMPUS PEN E-PL1で捉えるオオフエヤッコダイ:撮影のヒント

今回、私が使用したカメラはOLYMPUS PEN E-PL1。ミラーレス一眼でありながら、コンパクトで扱いやすく、水中撮影のエントリーモデルとしても人気がありますよね。

このカメラとマクロレンズを使用して、オオフエヤッコダイを撮影する際に意識したポイントをご紹介します。

  • 落ち着いて近づく: 彼らは比較的逃げにくいとはいえ、急な動きは警戒させてしまいます。ゆっくりと近づき、一定の距離を保つことが大切です。

  • 長い吻にピントを合わせる: 特徴的な長い吻にしっかりとピントを合わせることで、オオフエヤッコダイの個性が際立ちます。

  • 背景を意識する: 黄色い体色が映えるよう、青い海や緑色のサンゴを背景に取り入れると、より魅力的な写真になります。

  • 連写を活用する: 動きの少ない被写体ですが、ふとした瞬間に見せる表情や動きを捉えるために、連写モードも活用しました。

  • 水中ライトで色を引き出す: 水深が深くなると自然光が届きにくくなるため、水中ライトを使用して、オオフエヤッコダイ本来の鮮やかな黄色を引き出すように意識しました。

OLYMPUS PEN E-PL1は、その手軽さにも関わらず、マクロ撮影においても十分な描写力を持っています。適切なレンズとライティングを組み合わせることで、オオフエヤッコダイの美しい姿をしっかりと捉えることができました。


まとめ:モルディブの海で、ユニークな出会いを!

モルディブのエリヤドゥで見つけたオオフエヤッコダイは、そのユニークな姿と美しい体色で、私の水中写真のコレクションに新たな彩りを加えてくれました。

警戒心が比較的薄いため、マクロ撮影の練習にも最適な被写体です。モルディブへのダイビングを計画している方は、ぜひこの個性的なLongnose butterflyfishとの出会いを楽しんでみてください!きっと、忘れられない水中体験になるはずです。

皆さんのモルディブでの素敵な出会いを応援しています!



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